配信エラー

メールを配信した際、受信側の状況によりエラーが返ってくることがあります。

エラーメール処理をしないまま配信を続けますと、受信各社から危険なドメイン、メールサーバだという評価を蓄積することにつながりますので、定期的にエラーメール処理を行ってください。

メニュー > 配信エラー を開きます。

「システムで判定不能」なエラーメールの処理

「システムで判定不能」に表示されているメールアドレスは、目視で内容を確認して、手動で処理を行ってください。

保留になっているエラーメールの件数が多い場合は、「メールアドレスと件数」にてチェックを入れると、そのメールアドレスのみ表示されます。

「内容」を1件ずつ確認します。
※同じエラーのタイトル、コードのものは最新のもの1~2件ご確認いただければ問題ありません。

「エラー内容推定」を確認してください。
※「本文(テキスト形式)」を日本語に翻訳すると、より詳細な内容を確認することもできます。

エラーの内容について

主なエラー内容と判断基準は以下のとおりです。

メールボックスが無効

以下は、「受信者さんのメールボックスが使えない」状態です。
一時的なケースもあるためすぐには配信停止にしません。

5.1.3:メールボックスが無効
5.2.1:メールボックスが無効化されている

状況によっては、次回の配信で正常に届くケースもあります。
数回連続でエラーになった場合は、配信停止を推奨します。

メールボックスの容量がいっぱいの場合

5.2.2:メールボックス容量超過
4.2.2:メールボックス容量超過(※一時的)

こちらは受信者様のメールボックス容量がいっぱいになっている状態です。
何度かエラーが続く場合は、メール以外の連絡方法で「容量を空けていただけるよう」お願いした方が良いケースもあります。

(※顧客ステータスによって対応が変わります。既存のお客様・購入履歴のある方・知人といった重要な方と、登録のみの方では扱いを分けることが一般的です。)

受信側に拒否された(スパム判定の可能性)

5.7.1:送信者が拒否された

メールの内容や送信方法によってスパム判定されるケースがあります。
ただし、特に msn / outlook / hotmail / me.com / icloud.com などのドメインでは、改善しても受信してもらえない場合があり、一時的に大量のエラーが発生することがあります。

その後の配信で問題なく届いている場合は、過去のエラーメールは無視して問題ありません。

ルーティングの問題(メール転送が複雑なアドレス)

5.4.4:ルーティング不能

転送設定が複雑なメールアドレスで起こりやすいエラーです。
連絡がつかない場合は、数回エラーが続いた段階で配信停止を推奨します。

一時的なシステムエラー

以下は、一時的な通信トラブルなどで起こることが多いエラーです。

5.5.4:プロトコルエラー
4.2.1:一時的な配信エラー
4.3.1:メールシステムの問題
4.3.2:システム容量不足
4.4.1:接続失敗
4.4.2:接続タイムアウト
4.4.7:配信時間切れ

一度きりのエラーであれば、ほとんどが問題ありません。
3~5回程度連続してエラーが続く場合は、配信停止を推奨します。

いずれのケースも、配信停止にするかどうかのご判断はユーザー様ご自身でお願いいたします。

エラー内容を確認した上で、そのメールアドレスを

  • 配信停止にする場合 →「チェックしたメールアドレスを配信停止」
  • 引き続き配信する場合 →「チェックしたエラーメールを履歴から削除する」

をクリックしてください。

処理したもの

以下の場合、メールアドレスがすでに使われていない可能性が高いため、自動的に配信停止となります。

5.1.1:メールアドレスが存在しない
5.1.2:メールの受信を担当するドメイン(例:@○○.com)が存在しない

システムでの判定待ち

こちらに表示されているものは、夜中に処理されて【システムで判定不能】【処理したもの】のいずれかに移行します。